量子カスケードレーザ(QCL)は半導体レーザの1種ですが、通常の半導体レーザと異なり半導体量子井戸中に形成されるサブバンド間の光学遷移を利用するため中赤外からテラヘルツ帯の発光が可能で、温室効果ガスの微量計測、化学物質、有害物質の検知、エンジンの燃焼診断など多くの分野で利用が期待されています。
WAVELENGTH ELECTRONICS社の量子カスケードレーザ(QCL)用ドライバは市販では電流ノイズ密度が最も低いドライバです。低ノイズですのでガス、液体、物質などのセンシングにおいて検出感度を上げることができます。このドライバでQCLを駆動することにより、より狭線幅、安定な中心波長や繰り返しスキャンを実現できます。これまでより低濃度測定を実現するためにぴったりの高精度で超低ノイズのレーザドライバです。QCL-LAB, QCL-OEM, QCL-OEM+の3タイプのドライバがあり、それぞれに出力電流500mA, 1A,1.5A,2Aのドライバを取り揃えておりますのでご用途に合わせて最適の機種をお選びください。
外観 | 製品 | 電流 | RMSノイズ |
QCL500 LAB QCL1000 LAB QCL1500 LAB QCL2000 LAB |
500mA 1A 1.5A 2A |
<0.4μA (1Hz~100kHz) <0.7μA (1Hz~100kHz) <1.0μA (1Hz~100kHz) <1.3μA (1Hz~100kHz) |
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QCL500 OEM QCL1000 OEM QCL1500 OEM QCL2000 OEM |
500mA 1A 1.5A 2A |
<0.4μA (1Hz~100kHz) <0.7μA (1Hz~100kHz) <1.0μA (1Hz~100kHz) <1.3μA (1Hz~100kHz) |
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QCL500 OEM+ QCL1000 OEM+ QCL1500 OEM+ QCL2000 OEM+ |
500mA 1A 1.5A 2A |
0.5μA (1Hz~100kHz) 1.0μA (1Hz~100kHz) 1.25μA (1Hz~100kHz) 2.0μA (1Hz~100kHz) |