偏光顕微鏡は、偏光を照射した試料によって生じる偏光面の回転を、明暗や色の変化として観察する顕微鏡で,透過型と反射型(落射照明型)の2タイプがあります。偏光面の回転は結晶構造や分子構造を反映して起こる現象で、複屈折結晶をはじめ鉱物、高分子、液晶などの観察に使用されます。
偏光顕微鏡の基本構造は、明視野顕微鏡のコンデンサ側にポラライザ、対物レンズ側にアナライザの2枚に偏光子を挿入した構造で、2枚の偏光子の偏光面を90°にすることにより偏光面が回転しない内部分は暗く、偏光面が回転した部分は明るく見えたり色彩が見えたりします。KOZO社では高性能な偏光顕微鏡を低価格でご提供しています。