チャープFBG(GTL-FBG-CR-840)は、FBGの周期をファイバの長手方向で連続的に変化させたものです。チャープFBGは、非周期位相マスクを使用して製造されています。位相マスク間隔の有効チャープレートは、0.01nm/cm~30nm/cmです。これにより、チャープFBGは広いスペクトル帯域幅と特殊な分散特性を持っています。この特性を活かして、超高速モードロックファイバレーザ、ハイパワーレーザ、分散補償通信システムの利得平坦化EDFA、ASE光源、バンドストップフィルタなどに利用されております。

ファイバブラッググレーティング(FBG)は、光通信、レーザ技術および検知システにおいて多くの用途があります。 FBGは、ファイバ内ミラーまたは狭帯域光スペクトルを有する光フィルタのように広く使用されたり、歪みや温度を測定するための敏感な要素として使用することができます。

FBG製品一覧

■光スペクトル(ファイバレーザ用高反射チャープFBG)

■仕様

 型番 GTL-FBG-CR-840
 波長範囲(nm) 600~2300 (±0.1~±1 カスタム可能)
 ファイバタイプ SMF, PMF, DCF, LMA, その他カスタム可能
 短納期可能波長(nm) 1069nm  チャープレート : 2.9 nm/cm
1081nm  チャープレート : 1.02 nm/cm
1529nm  チャープレート : 19.96 nm/cm
1875nm  チャープレート : 4.08 nm/cm
 反射率(%) 5~99.9 (2~5 カスタム可能)
 チャープレート(nm/cm) 0.01~30 (カスタム可能)
 FWHM(nm) 2~50 (カスタム可能)
 FBG長(mm) 2~50 (カスタム可能)
 SLSR(dB) > 15 (カスタム可能)
 ピグテール長(m) ≧ 0.5, またはカスタム
 リコート なし、アクリレート、ポリイミド
 プルーフテスト(kpsi) > 100
 コネクタ
(→光コネクタとは)
ベアファイバ、FC/APC、LC/APC またはカスタム
 メーカ FORC Photonics