1.ダークファイバによる伝送
メトロネットワークではダークファイバを使い「安価」な通信ネットワークの構築が進められておりますが、ダークファイバの多くは最新の光ファイバではないため、伝送損失0.3dB/kmというのは極めて理想的な条件であり、実際にはその2倍~3倍の伝送損失があることも珍しくなく、40km伝送できるはずのシステムも条件次第では20kmも届かないことがあります。この伝送損失を補うため光アンプをご利用いただいております。
2.1.3μ/1.5μ双方向伝送
光ファイバの伝送損失は波長により異なり、1.3μm>1.5μmの関係となります。したがって、条件によっては1.5μmの波長を伝送できても1.3μmの波長は届かない場合があります。1.3μm⇔1.5μmの双方向通信を行う際、1.3μm側に光アンプを入れてご利用いただくと両波長のスムーズな伝送が可能になります。
3. 分配補償
光スプリッターによる分配時の信号増幅用としてご利用いただいております。
4. 長距離伝送
伝送距離が長距離になる場合には、送信機の仕様や伝送路の状態に関わらず光アンプが必要不可欠となります。光アンプを多段することにより長距離伝送が可能となります。
5. CWDM伝送