PPCL用筐体 CoBriteは、アナログ入出力を有する、PPCLシリーズのほとんどの製品構成と組み合わせることができる筐体です。使いやすいGUIを採用しているので、PCのUSBポートを使用して簡単にセットアップすることができます。また、1台のPCで複数の機器を操作できるので、多チャンネルが必要となる場合でも簡単に制御ができます。さらに、SCPIスタイルのコマンドによる遠隔操作・制御により、短時間で自動化タスクの設定・実行が行えます。CoBriteには設定・消去機能が内蔵されているので、PCがない場合は前回の設定情報で自律的に動作します。この最後の状態を保存する機能によって、電源を入れ直した後のオン/オフ状態を含む最後の設定で回復することができます。

 

■特徴

・コンパクト設計(ファイバの露出なし、USBインタフェース、電源内蔵)
・線幅 : 10kHz
・出力 : 7~18 dBm
・チューニング幅 : ~55 nm
・あらゆる周波数に調整可能
・動作電力と周波数の調整(範囲 : ±30GHz、ステップ : 1MHz)
PMファイバ
・オプションでコネクタを選択可能
・最大2つのアナログ入力/出力

■用途

・コヒーレント
・センシング
・研究開発

■ 仕様

 パラメータ 単位 標準 オプション
 チューニング範囲  Cバンド THz 191.5 ~ 196.25 最大55nm (1515~1580nmの範囲)
 Lバンド THz 186.35 ~ 190.95 最大55nm (1560~1625nmの範囲)
 チャンネル間隔 連続
 周波数微調整分解能 MHz 1
 周波数微調整範囲 GHz ± 30 ± 100
 出力  Cバンド dBm 7 ~ 13.5 7 ~ 18
 Lバンド dBm 7 ~ 13.5 7 ~ 17
 線幅(固有) kHz 10
 周波数安定性(>24hr) GHz ± 0.3 ± 0.1(ドリフト校正なし)
 SMSR(Side Mode Suppresion Ratio) dB > 40
 RIN (10MHz~3GHz) dBm/Hz < 145
 光コネクタ FC/APC SC or FC/PC
 出力安定性  1hr dB 0.01
 24hr dB 0.03
 出力設定分解能 dB 0.01
 偏光消光比 dB 20
 光ファイバ PANDAファイバ
 動作温度 0 ~ +40
 保管温度 -20 ~ +60
 サイズ mm 32 x 82 x 150
 電源 90 ~ 240 VAC、50/60 Hz
 メーカ Pure Photonics