USB InGaAsフォトディテクタ DPD80 1550nmは、80MS/sのサンプルレートで入射光の強度を測定する低ノイズデジタル光検出器です。測定されたデータはUSB3.1ケーブル(本体の電源としても使用)を介してに直接ストリーミングすることも可能です。便利な付属ソフトウェアはResolved Instruments社のweb siteからいつでも無料でダウンロードでき、時間または周波数領域でリアルタイムデータを取得することが可能で、個別のフォトディテクタ、アンプ、A/Dコンバータが不要です。
DPD80 1550nmには、オンとオフを切り替えることができるアンチエイリアスフィルタが内蔵されています。フィルタがノイズフロアにあると、ノイズが減少し、40 MHzを超える周波数が抑制されます。このフィルタをオフにすると、ユーザーは40MHzを超えるナイキストゾーンから最初のゾーンにマッピングされた信号を見ることができます。
DPD80 1550nmのもう一つの特徴は、2つのゲイン設定です。高利得モードはノイズを最小限に抑え、低利得モードはダイナミックレンジを広げられます。2つのモードのゲインは4倍異なります。
■特徴・データをコンピュータに直接ストリーミング |
項目 | 単位 | パラメータ |
波長感度 | nm | 900 ~ 1630 |
ピーク感度 | A/W | 0.95 |
カップリング | – | 空間ボールレンズ、ファイバカップリング(APC) |
フォトダイオードの有効面積径 | μm | 80 |
ボールレンズ径 | mm | 1.5 |
電源 | – | USB3.1 Type-C |
トリガ、同期ロジックHigh | V | > 2.15 |
トリガ、同期ロジックLow | V | < 0.82 |
デジタル出力 | ||
最小NEP ハイゲインモード | pW/√Hz | 1.5 |
最小NEP ローゲインモード | pW/√Hz | 3.3 |
飽和電力 ハイゲインモード | μW | 35 |
飽和電力 ローゲインモード | μW | 140 |
Anti-aliasing filterの帯域幅 | MHz | 35 |
aliasingを伴うデジタル帯域幅 | MHz | 100 |
ADCサンプリングレート | MS/s | 80 |
ADC垂直解像度 | bit | 14 |
データ出力 | – | USB3.1 Type-C |
アナログ出力 | ||
最小NEP ハイゲインモード | pW/√Hz | 1.5 |
最小NEP ローゲインモード | pW/√Hz | 3.3 |
飽和電力 ハイゲインモード | μW | 35 |
飽和電力 ローゲインモード | μW | 140 |
帯域幅 | MHz | 100 |
利得 ハイゲインモード | kV/W | 80 |
利得 ローゲインモード | kV/W | 20 |
データ出力 | – | SMA |
インピーダンス | Ω | 50 |
メーカ | Resolved Instruments |