光ファイバ分光計は、様々な測定システムに組み込めるモジュールタイプの分光計で、測定対象の光源のスペクトル特性を正確に計測できます。レーザ、LEDをはじめ、様々な光源の波長と線幅を測定するために広く使用されています。Spectrometer-Firefly4000はコンパクト、ポータブルな分光計で、レーザー波長分析、生化学的分析、教育実験等への利用に適しています。

■特徴

・外観が小さく、持ち運びが簡単
・便利な操作
・カスタマイズされた波長範囲と分解能
・さまざまなアプリケーションに適合
Spectral Analysis5.0のダウンロードをサポート

■用途

・レーザースペクトル分析
・蛍光スペクトル分析
・LIBSスペクトル分析
・吸光度測定
・反射率/透過率測定
・食品と農業
・化学または生物学的研究
・環境科学
・膜厚測定

■利用可能なモデル

モデル スペクトル範囲
Firefly General series GE 350-1000nm
GE 230-530nm
GE 200-850nm

・波長範囲と分解能例

 


■標準仕様

ディテクタ

ディテクタ Toshiba TCD1304DG linear CCD array
波長範囲 200-1100nm    option(max.650nm span)
ピクセル 3648 pixels
ピクセルサイズ 8 um x 200 um

分光器

サイズ (mm) 89 x 63.9 x 36.2
重量 (g) 170
光分解能 <1.0nm
S/N比 300:1 (全シグナルにて)
ダイナミックレンジ 2 x 109 (system)
積算時間 4 ms – 10 s

 電気

消費電力 450 mA @5 VDC
データ転送速度 USB2.0では4ミリ秒ごとにメモリにフルスキャン
USB1.1では18ミリ秒ごと
入出力 5入力、5出力(入出力に光アイソレータ)
アナログチャンネル 1つの12アナログ入力、1つの12アナログ出力
ストロボ機能 あり
コネクタ 30-pin コネクタ

 

■利用例

LEDスペクトル

 

希土類元素の蛍光スペクトル

 

反射クロマテスト

 

その他

 

■アクセサリー

光フィルタ レーザパワーメータ レーザ用ゴーグル
バンドパスフィルター、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、ダイクロイックフィルタ、ビームスプリッタなどを提供しています。 レーザパワーメータには 熱電タイプと光電タイプがあります。光電タイプには、高精度、デスクトップ、ハンドヘルドタイプがあります。サーモパイルタイプは測定範囲が広いのが特徴です。 美しい形状、快適なフィット感、高精細、押し出し変形防止材料を使用したゴーグルで200nmから1100nmまでのレーザによる損傷から目を保護することができます。
スペクトル校正レーザ HLS-1000ハロゲンタングステン 光源 レーザー安全保護ボード
スペクトル校正レーザのスペクトルはNST国際規格に準拠しており、スペクトル機器の波長校正とスペクトル校正に使用されます。 HLS-1000ハロゲンタングステン 光源 広範囲の連続スペクトル(340-2000nm)は、吸光度と透過率のサンプル検出に使用できます。 レーザ安全保護ボードは、サンドブラスト表面処理を採用しており、光源への選択性がなく、レーザや強い光から効果的に保護することができます。