光ファイバ分光計は、様々な測定システムに組み込めるモジュールタイプの分光計で、測定対象の光源のスペクトル特性を正確に計測できます。レーザ、LEDをはじめ、様々な光源の波長と線幅を測定するために広く使用されています。Spectrometer-Aurora4000は最大0.1nm(FWHM)の高分解能で、レーザー波長分析。 LEDソーティング、化学研究等への利用に適しています。

■特徴

・最大0.1nm(FWHM)の光学分解能
・便利な操作
・カスタマイズされた波長範囲と分解能
・さまざまなアプリケーションに適合
Spectral Analysis5.0のダウンロードをサポート

■用途

・レーザースペクトル分析
・蛍光スペクトル分析
・ラマンスペクトル分析
・膜厚測定
・化学研究
・反射率/透過率測定
・生体細胞分析
・LED分析
・吸光度測定

■利用可能なモデル

モデル スペクトル範囲
Aurora4000 General series GE 350-1100nm
GE 200-1100nm
GE Raman
New Aurora-UV-Pro 185-240 nm
New Aurora-IR-Pro 950-1200 nm
Aurora External Triggering series
(EX-TA/ TB box optional)
TG 350-1100nm
TG 200-1100nm

・波長範囲と分解能例

・波長のカスタマイズ

モデル 入射アパーチャ スペクトル範囲 光分解能
Aurora4000 10 μm 200-347 nm 0.14
226-369 nm 0.18
310-404 nm 0.16
319-455 nm 0.13
400-480 nm 0.08
423-547 nm 0.12
480-568 nm 0.12
546-653 nm 0.12
568-634 nm 0.09
654-754 nm 0.10
748-837 nm 0.23
794-876 nm 0.24
876-940 nm 0.20
940-1100 nm 0.20


■標準仕様

ディテクタ

ディテクタ Toshiba TCD1304DG linear CCD array
波長範囲 200-1100nm
ピクセル 3648 pixels
ピクセルサイズ 8 um x 200 um
感度 130 photons/count at 400nm
60 photons/count at 600nm

分光器

サイズ (mm) 149 x 105 x 46
重量 (g) 840
光分解能 <0.75nm FWHM (グレーティングマーク密度とスリットサイズに依存, 様々なオプションを利用可能)
S/N比 300:1 (全スペクトルにて)
暗雑音 12RMS counts
ダイナミックレンジ 3.4 x 106 (system)
積算時間 4 ms – 10 s
迷光 <0.05%@600 nm; <0.10%@435 nm
補正直線性 >99.8%

光ベンチ

設計 f/4, 対称交差Czerny-Turner型分光器
焦点距離 101.6mm 入射&出射
入射アパーチャ (um) 5, 10, 25, 50, 100, 200
グレーティング 極紫外, 赤外など多種類
ファイバコネクタ SMA905 – 0.22 NA シングルストランドファイバ

 電気

消費電力 450 mA @5 VDC
トリガーモード 2種
データ転送速度 USB2.0では4ミリ秒ごとにメモリにフルスキャン
USB1.1では18ミリ秒ごと
入出力 5入力、5出力(入出力に光アイソレータ)
コネクタ 30-pin コネクタ

 

■利用例

レーザスペクトル

Nd:YAG蛍光スペクトル

反射クロマテスト

 

その他

■アクセサリー

光フィルタ レーザパワーメータ レーザ用ゴーグル
バンドパスフィルター、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、ダイクロイックフィルタ、ビームスプリッタなどを提供しています。 レーザパワーメータには 熱電タイプと光電タイプがあります。光電タイプには、高精度、デスクトップ、ハンドヘルドタイプがあります。サーモパイルタイプは測定範囲が広いのが特徴です。 美しい形状、快適なフィット感、高精細、押し出し変形防止材料を使用したゴーグルで200nmから1100nmまでのレーザによる損傷から目を保護することができます。
スペクトル校正レーザ HLS-1000ハロゲンタングステン 光源 レーザー安全保護ボード
スペクトル校正レーザのスペクトルはNST国際規格に準拠しており、スペクトル機器の波長校正とスペクトル校正に使用されます。 HLS-1000ハロゲンタングステン 光源 広範囲の連続スペクトル(340-2000nm)は、吸光度と透過率のサンプル検出に使用できます。 レーザ安全保護ボードは、サンドブラスト表面処理を採用しており、光源への選択性がなく、レーザや強い光から効果的に保護することができます。