光アイソレータは1方向に進む光のみを透過し逆方向の光をブロックする部品で、レーザ光源や光アンプへの戻り光の防止に用いられます。本製品は通信波長帯の偏光保持型光アイソレータです。デュアルステージタイプは2個のアイソレータを連結した構造になっていてシングルステージより高いアイソレーションが得られます。

■特徴

・低挿入損失
・高消光比、高アイソレーション
・高安定性、高信頼性

■用途

Oバンド光アンプ、Cバンド光アンプ(EDFA)
・ラマンアンプ
・光ファイバ機器
・ファイバレーザ
・ファイバセンサ

光アイソレータ製品 一覧

光アイソレータの原理

■仕様

パラメータ 単位 仕様値
1段型(Single Stage) 2段型(Dual Stage)
Grade   P A P A
動作波長 nm 1310, 1480, 1550
帯域幅 nm ±20
ピークアイソレーション dB 42 40 58 55
アイソレーション (at 23℃) dB ≧28 ≧26 ≧48 ≧45
挿入損失(at 23℃) dB 0.4 0.5 0.5 0.6
挿入損失(at -50 ~ +70℃) dB ≦0.55 ≦0.65 ≦0.65 ≦0.8
偏光消光比(タイプ1:slow軸動作) dB ≦25 ≦23 ≦25 ≦23
偏光消光比(タイプ2:両偏光軸動作) dB ≦20 ≦18 ≦20 ≦18
リターンロス(入射/出射) dB ≧55/55
許容光パワー mW ≦300
ファイバタイプ   PANDAファイバ
動作温度 -5 ~ +70
保管温度 -40 ~ +80
サイズ mm φ5.5×L35
メーカ   Opneti Communications

 

■パッケージ

Opneti IS-3.5x55-drawing

 

■注文方法

PMIS-①-②-③-④-⑤-5-⑦-⑧

内部構成 内部構成 波長 動作偏光軸 ジャケット ファイバ種類 ファイバ長 コネクタ
S = 1段型

 

D = 2段型
P = Grade P

 

A = Grade A
1310 = 1310 nm

 

1480 = 1480 nm

 

1550 = 1550 nm
1 = slow軸

 

2 = 両偏光軸
250 = 250um素線

 

900 = 900umルースチューブ

 

3mm = 3mmジャケット
5 = PANDA fiber
0.8 = 0.8 m

 

その他
NE = なし

 

FA = FC/APC

 

FC = FC/UPC

 

SA = SC/APC

 

SC = SC/UPC

 

その他