フィルタ型カプラは誘電体多層膜フィルタを使って光信号を分岐、合波する部品で、偏光保持タイプのカプラを容易に製造できます。本製品は分岐カプラで、分岐比1%、2%、5%、10%、50%のカプラがあります。TDF(Tm ドープファイバ)を使った2000nm帯のファイバレーザや光アンプ(TDFA)の製造にご利用いただけます。
■特徴
・低過剰損失
・高消光比
・高安定性、高信頼性
■用途
・TDF (Tmドープファイバ)を用いた2000nm帯ファイバレーザ
・TDF (Tmドープファイバ)を用いた2000nm帯光アンプ
・試験装置
■ 仕様
パラメータ | 単位 | 値 | ||
---|---|---|---|---|
ポートタイプ | – | 1 X 2 | 2 X 2 | |
中心波長 | nm | 2000±40 | ||
過剰損失 | dB | ≦1.2 | ≦1.5 | |
均一性(50/50の場合のみ) | dB | ≦0.6 | ≦0.8 | |
分岐比 | % | 1±0.2%, 2±0.4%, 5±1.0%, 10%, 50% | ||
消光比 | dB | ≧18 | ||
リターンロス | dB | ≧50 | ||
許容光パワー CW | mW | ≦500 | ||
ファイバタイプ | Tap port 2/4 | – | SMF-28e または PM1550 | |
Port 1/3 | – | PM1550 | ||
動作温度 | ℃ | 0℃ ~ +65℃ | ||
保管温度 | ℃ | -40℃ ~ +85℃ | ||
サイズ | mm | Φ5.5 X L34 | ||
メーカ | – | Opneti Communications |
*コネクタ付の場合、挿入損失+0.3dB、リターンロス-5dB,、消光比-2dBとなります。
(→光コネクタとは)