光ファイバ給電プラットフォーム(PoFP:Power over Fiber Platform)は、設計者が独自のアプリケーション用にPoFベースの製品を構築できるようにする開発用プラットフォームです。これはArduinoベースの使いやすいハードウェアとソフトウェアプラットフォームで、パワーインターフェイスモジュール(PIM)とセンサーインターフェイスモジュール(SIM、レーザー光を電気に変換するためのPPCを含む)が含まれた構成になっています。PIMは、レーザー出力をSIMに送り、送信機と受信機を介して光学的にSIMとつながります。レーザー光を受けたSIMは、SIM上のPPCによって電気に変換し、電力を供給します。SIMから供給される電力は、3.3Vおよび5Vで250mWのDC電力出力になります。

PoFPは、発明者、製造者、研究チームがPoF技術にアクセスしやすくすることを目的としています。そうすることで、PoFの新しいアプリケーションが急速に普及し、新製品の市場投入がより早く、低コストで実現します。 PoFPは、アプリケーション特有の機能の迅速な統合を可能にするターンキーPoFソリューションを提供し、革新的なPoF製品の開発タイムライン、予算、技術リスクを大幅に削減します。

 

■特徴

・柔軟なArduinoベースのプラットフォーム
・電圧絶縁電源を提供
・双方向ノイズフリー通信
・プラグ&プレイインタフェース
・クラス1レーザー安全規格
・SIMから3.3Vおよび5Vで250mWの電気出力

■用途

・PoFセンサシステム開発
・PoFロボットシステム開発
・PoFリモートデバイス開発
・PoFデータ通信システム開発

■仕様

PIM仕様
 マイクロコントローラー Atmega328P
 動作電圧 V 5
 入力電圧(推奨値) V 6
 入力電圧(限界値) V 5~6
 出力レーザパワー W 0~2.5
 PCインタフェース Mini USB
 デジタル I/O ピン 6、includes SPI、 I 2C and PWM
 PWM デジタル I/O ピン 3
 アナログ入力ピン 7、10ビット分解能ADC
 DC電流/ピン mA 20(I/Oピン) 定常状態
 出力電圧 V 3.3(50mAのときの限界値)、5V(200mAのときの限界値)
 データファイバ光コネクタ ST/ST
 PCBサイズ mm 90 x 80
 モジュールサイズ mm 104 x 91 x 64
 重量 g 172
 動作環境 RT、0%~80% RH
ファイバパッチコード
 コネクタ One zip-cord FPC with ST connectors for data transfer
 長さ m 3またはご要望
 動作環境 RT、0%~80% RH
 重量 g 59
SIM仕様
 マイクロコントローラー Atmega328P
 動作電圧 V 5
 SIM DC出力 mW 250
 PCインタフェース Mini USB
 デジタル I/O ピン 10、includes SPI、 I 2C and PWM
 PWM デジタル I/O ピン 5
 アナログ入力ピン 8、10ビット分解能ADC
 DC電流/ピン mA 20(I/Oピン) 定常状態
 出力電圧 V 3.3(50mAのときの限界値)、5V(200mAのときの限界値)
 パワーファイバ光コネクタ FC
 データファイバ光コネクタ ST/ST
 PCBサイズ mm 46 x 55
 モジュールサイズ mm 55 x 68 x 14
 重量 g 39
 動作環境 RT、0%~80% RH
 メーカ MH GoPower