TWL-C-Mは、C-バンドをカバーするアレイ型DFBレーザを搭載した ITLA (Integrated Tunable Laser Assembly)型波長可変レーザモジュールです。従来の固定波長光源を使ったDWDMシステムでは保守用に多数のスペア光源を準備しておくことが必要でしたが、波長可変光源を用いることにより運用、保守コストが低減します。TWL-C-Mは、低い相対雑音強度(RIN)、高いサイドモード抑圧比 (SMSR)、狭線幅、優れた波長精度を特徴とし、OIF-ITLA-MSA規格に準拠しています。

 

■用途
・光アド/ドロップ多重装置
・DWDM伝送システム
・チューナブルDWDMトランスポンダ、トランシーバ
・再構成可能光アド/ドロップ波長多重装置
・光パケット又はバーストモードスイッチング
・試験、測定装置


■特徴
・1527.6 nm – 1565.5 nmの広い波長可変範囲
・1 GHzの波長ステップ分解能
・40 mW(max.)の高出力
・<100 kHzの超狭線幅
・750 MHzへの線幅ブロードニング
・55 dB(typ.)の高いサイドモード抑圧比
・偏光保持(PM)ファイバ出力
・使い易いUSBインターフェース

  TWL-C-M データシート

 

TWL-C-M latest image

■使用方法

TWL-C-M configuration

PS-12-M:専用DC電源(付属品)

 

  波長可変/スイープLD光源 製品一覧

型番 TWL-C-M
 光仕様
 動作波長(周波数) 1527.6 ~ 1565.5 nm(196.25 ~ 191.50 THz)
 波長精度 ±1.5 GHz
 波長可変分解能 1 GHz
 波長安定性 ±50 MHz(30分)
 光出力 40 mW max
 光出力安定性 ±0.02 dB(8時間以上)
 レーザ線幅(FWHM) 100 kHz typ. (low noise mode)
 サイドモード抑圧比 55 dB typ. 45 dB min.
 相対強度雑音(RIN) -157 dB/Hz typ. @ 50 MHz ~ 1 GHz
 偏光消光比 17 dB min., 20 dB typ.
 光アイソレーション 30 dB min.
 ファイバ Panda PM15(長さ:0.8 ~ 1.5m、ジャケット径:3 mm)
 モードフィールド径 10.5 um typ. 10 ~ 11 um
 光コネクタ FC/APC typ.(キーはslow軸方向)
 機械的仕様
 電源 11.5~12.5 DCV
 動作(ケース)温度 -5 ~ +40 ℃
 保管温度 -40 ~ +85 ℃
 制御 GUIソフトウエアによる
 通信インターフェース RS232 (DB15) or USB2.0
 アクセサリー PS-12-M, +12VDC 電源
 サイズ(突起部を除く) 100 x 80 x 25 mm
 メーカ Optilab

 

■外観図

TWL-C-M mechanical drawing & pin assignment