PR-30-STはアナログ用フォトレシーバで、ハーメチックシール14-pin パッケージにPIN-PDとリニアTIAが装填されています。集積バリアブルゲインアンプ(VGA)により、手動ゲインコントロール(MGC)と自動ゲインコントロール(AGC)のどちらでも動作できます。MGCモードでは、2000V/Wのリニア変換ゲインが得られ、ゲイン設定を小さくすれば35 GHzの帯域幅となります。AGCモードでは、ゲインは1800 mVまで一定の差動出力電圧になるよう自動調節されます。高変換ゲイン、低ノイズですので、QAM-16のようなリニア応答が必要なデジタル用途や高速アナログ用途に適しています。このレシーバは宇宙使用の標準規格MIL-STD-883とESC 22900に準拠しています。
■ 仕様(データシートPDF) |
型番 | PR-30-ST |
一般仕様
|
|
最適動作波長
|
1250 ~ 1650 nm |
光入力レベル
|
+4 dBm |
29 GHz typ. @ max. gain | |
暗電流 @ 25℃, 3.3 V
|
5 nA typ. |
差動変換ゲイン
|
1500 V/W typ. |
30 dB typ. | |
光 PDL @ 1550 nm
|
0.25 dB max. |
PD逆バイアス電圧
|
3.3 V±0.2 V, +4.5 V max. |
TIA供給電圧
|
3.3 V±0.2 V |
出力リターンロス
|
<-10 dB @ 25 GHzまで |
差動出力電圧
|
1800 mVppまで |
インピーダンス
|
50 Ω |
出力カップリング
|
DC (外部ACカップリングが必要です) |
ノイズ等価電力密度
|
40 pW/√Hz max. |
機械的仕様
|
|
動作温度
|
標準:0 ℃ ~ +75 ℃ ハーメチックシール:-30℃ ~ +75℃ |
保管温度
|
-50℃ ~ +85 ℃ |
動作湿度
|
85 % max. |
電源電流
|
90 mA typ. |
ハウジングサイズ
|
18 mm x 22 mm x 8.5 mm |
ファイバコネクタ
(→光コネクタとは) |
FC/APC (標準)or その他 |
光ファイバ
|
SMF-28 |
パッケージタイプ | 14 pin butterfly min-DIL |
RFコネクタ
|
デュアル GPPO |
最大絶対定格
|
|
PD逆バイアス電圧
|
4.5 V |
入力光パワー
|
6 mW |
ESD, 入出力ピン
|
1000 V min. |
ESD, 他の全てのピン
|
2000 V min. |
ラッチアップ
|
JESD78 Class 2 |
湿度
|
95 % |
メーカ
|
Optilab |