MD-50は、コンパクトで使い易いLN変調器駆動用の50GHz帯域幅RFアンプです。EML, EAM, マッハツェンダー型デバイスの駆動や50GHz帯域幅のRFアンプとしてご利用いただけます。デジタル用途では、60Gb/sの入力信号を7.5Vp-pの駆動電圧レベルに増幅でき、平坦な利得、群遅延特性により高品質、低ジッター電気信号を発生できます。RFゲインとアイクロッシングレベルは前面パネルのツマミか、USBを介して簡単に調節できます。液晶ディスプレイによる状態モニタ、単一12V DCコントロール、ヒートシンク内蔵、放熱のよいアルマイトハウジングなどの特徴に加え、標準的なLN変調器で使い易いようにバイアス電圧出力を手動で調節できます。

 特徴

・アナログ帯域幅 50 GHz以上
・データ速度 Max. 60 Gb/s
・コンパクトサイズ
・可変ゲインコントロール内蔵
・単一12 V電源
・2.4mm コネクタ(オプション Kコネクタ)
・USBからリモートコントロール

 用途

・60 Gb/s デジタル変調
・OC 768 SONET/SDH
・50 GHz アナログRF増幅
・RoFリンクアンプ
・一般的ラボ試験

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MD-50

 機能ブロック図

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仕様(データシートPDF)

LN変調器の原理
   型番 MD-50
 一般仕様
50 GHz typ.
 S11特性
< -10 dB @ 30 GHz
 飽和出力
> 23 dBm typ.
 RFゲイン
15 – 30 dB 可変
±0.1.5 dB
 入出力インピーダンス
50 Ω
 入力VSWR to -10 GHz
1.6 : 1 typ.
2.0 : 1 typ.
 総電力損失
7 W max.
 ゲイン調節範囲
15 dB typ.
 デジタル応用
 データ速度
> 60 Gb/s
 パルス応答
10% 立ち上がり時間 8 ps typ.
 出力振幅
7.5 Vp-p typ.
 入力範囲
500 mV – 1.5.V
 アナログ応用
 有効周波数範囲
50 kHz -45 GHz
 P1dB
> 23 dBm max.
 グループディレイ (2 -10 GHz)
±25 ps
11 dB typ.
30 dB typ.
 機械的仕様
 動作温度
0 ℃ ~ +60 ℃
 保管温度
-40 ℃ ~ +85 ℃
 動作湿度
85 %
 電源
+12V DC, 2 A max.
 アクセサリー
110 V – 240 V ACアダプタとケーブル
 RF 入出力コネクタ
2.4 mm (V コンパチブル)
 電気コネクタ
Molex 4 ピン
 サイズ
150 mm x 150 mm x 30 mm
 メーカ
Optilab