光トランスミッタ:LTA-50は、DC – 50 GHzのアナログフォトニクス用に設計された高性能光トランスミッタモジュールです。モジュールには高性能光強度変調器と4つの異なるモードで動作する自動バイアス制御(ABC)ボードが内蔵されています。内蔵DFBレーザ以外にも、チューナブルレーザ、狭線幅レーザなど直線偏光であればどのようなレーザでも使用できますのでRoFシステムを構築する上で幅広いソリューションが可能です。

 特徴

・>50 GHz S21帯域幅変調器
・1520 nm – 1610 nmの波長範囲
・4 モードで動作する自動バイアスコントロール
・最大50mW出力の内蔵DFBレーザ
・オプションによりカスタマイズ可
– 低電圧駆動
– PM出力
– 高消光比
– 温度拡張

■ 用途

・アナログフォトニクス
・50 GHz RoF伝送
・RF/IF信号分配
・衛星通信
・60 Gb/sまでの光通信
・ピコ秒パルス発生

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LTA-50
機能ブロック図

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仕様(データシートPDF)
  型番 LTA-50
 一般仕様
 動作波長
1520 nm – 1610 nm
 レーザ光源
内蔵DFBレーザ, 1550 nm ±10 nm
狭線幅<1 MHzも利用可
 レーザパワーレベル
20 mW, 30 mW, 40 mW, 50 mW
 RFリターンロス
>15 dB @ 10 GHz
>10 dB @ 30 GHz
 動作周波数範囲
DC ~ 50 GHz
 入力RF電圧
27 dBm max.
 光出力レベル
6.5 dBm typ. with 20 mW DFB
32 GHz typ. @ -3 dB, 55 GHz typ. @ -6 dB
 変調バイアスモード
4 自動バイアスコントロールモード (ソフトウエアで選択)
 消光比
25 dB typ. >30 dB(HEバージョン)
6.4V typ.@10 GHz
8.3V typ.@30GHz
2.5 V typ. @ 10 GHz(LDバージョン)
4.3 V typ. @ 30 GHz(LDバージョン)
 アナログリンク特性
 IIP3 @ 7 GHz
29 dBm typ.; 25 dBm typ. (LDバージョン)
16 dBm typ.; 8 dBm typ. (LDバージョン)
 機械的仕様
 動作温度
-30 ~ +60 ℃(標準)
-55 ~ +75 ℃(TQバージョン)
 保管温度
-60 ~ +90 ℃
 電源
±5 V, 1 A typ.
 光コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC
 ファイバタイプ
PANDA入力, SMF-28出力
PANDA入出力(PMバージョン)
 RF入力コネクタ
K コネクタ
 電源コネクタ
4 pin Molex
 リモート制御
USB 2.0
 アラーム
LED: バイアスモード状態
 サイズ
206mm x 102.4 mm x 31.5 mm
 メーカ
Optilab
バイアス制御モード
モード  動作条件
 Q+  リニアアナログ変調の場合のセットポイント
 Q-  リニアアナログ変調の場合のセットポイント
 Min  パルスジェネレータ動作又はデジタル変調の場合のセットポイント
 Max  パルスジェネレータ動作又はデジタル変調の場合のセットポイント