光トランスミッタ:LTA-20は、Radio over Fiber、リモートアンテナ、広帯域RF伝送などの光ファイバを使ったRF信号伝送の光送信機にご利用いただけるモジュールです。低雑音、1550nm帯狭線幅のDFBレーザと広帯域LN変調器を採用しており、直線性に優れた20GHzの変調が可能です。偏波保持(PM)出力バージョンもご利用いただけます(オプション)。また、30GHzレシーバPD-30-Mシリーズと組み合わせてRoFリンクを構成できます。

特徴

・20GHz帯域幅RoFトランスミッタ
・低RINレーザ光源を使った高ダイナミックレンジ
・アナログ伝送のための高い直線性
・RS-232/USBインターフェース
・広帯域LiNbO3変調器
・RFや熱干渉を防ぐハウジング

 用途

・広帯域RoF伝送
・RF/IF信号分配
Satcomマイクロ波アンテナ信号分配
・EWシステム
・広帯域ディレイラインと信号処理
・レーダシステムキャリブレーション
・位相&干渉アレイアンテナ

製品データシート

 

■機能ブロック図


LTA-20-diagram

 

光トランスミッタ(光送信機)一覧

■ 仕様
 型番 LTA-20
 一般仕様
 動作波長
1520 – 1610 nm
 レーザ光源
内蔵DFBレーザ:1550 nm ±10 nm (他の波長や狭線幅<1 MHzも利用できます)
 レーザパワー
20, 30, 40, 50 mWから選択
 RFリターンロス
> 15 dB @ 10 GHz; > 10 dB @ 20 GHz
 インピーダンス
50 Ω
 動作周波数範囲
DC – 25 GHz
 入力RF電圧
27 dBm max.
 光出力
6.5 dBm typ. (20 mW DFBの場合)
3 dB typ. @ 14 GHz
 変調バイアスモード
4自動バイアス制御モード(ソフトウエアによる選択)
 消光比
25 dB typ.、 >30 dB (HEバージョン)
 
7 V typ. @ 10GHz; 5.5 V typ. @ 10 GHz (LDバージョン)
 アナログリンク特性
 IIP3 @ 7 GHz
32 dBm typ.; 29 dBm typ. (LDバージョン)
16.5 dBm typ. @ 10 GHz、14.5 dBm typ. (LDバージョン)
 機械的仕様
 動作温度
-30 ~ +60 ℃(標準)
 保管温度
-60 ~ +90 ℃
 電源
±5 V DC, 1 A typ.
FC/APC
 ファイバタイプ
SMF-28出力; PANDA出力(PMバージョン)
 RF入力コネクタ
K コネクタ
 DCコネクタ
4 pin Molex
 アラーム
LED、バイアスモード状態
 リモート制御
USB 2.0(ソフトウエア付属)
 サイズ
220 mm x 119 mm x 27 mm
 メーカ
Optilab

 

S21, S11帯域幅
LTA-20-S21andS11-non-LD_version

 

 

LTA-20-S21andS11-LD_version

標準バージョン

LDバージョン(オプション)

バイアスモード(切替可能)

lta-20-4

 

■ 製品外観&図面

LTA-20-front前面

LTA-20-back背面

No.  説明
1  光出力ポート
2  RF信号入力ポート(Kコネクタ)
3  LEDインジケータ
4  DC給電ポート(4pin MOLEX)
5  制御&モニタポート(USB)

 

LTA-20-drawing

 

■ 専用電源(オプション)

LTA-20-power_supply_front前面

LTA-20-power_supply_back背面

■ 電源仕様

 パラメータ  仕様値
 入力AC電圧  85~240 V
 入力AC電流  ≦ 0.5 A
 入力AC周波数  50~60 Hz
 交直変換効率  ≦  85%
 DC出力電流  4 A max.
 DC出力電圧  ± 5 V
 出力電圧リップル  ≦ 2%
 DCコネクタ  4pin MOLEX
 信号コネクタ  DB-9およびUSB2.0
 サイズ  153 x 115 x 33 mm

 

■ 注文方法

LTA-20-XX

 XX(複数選択可)  LD: 低駆動電圧版
 PM: 偏波保持出力
 HE: 高消光比版