LMC-12はDC – 12GHzのアナログフォトニクス用途に特化した光変調器ボードです。8 GHzの 光強度変調器と4つの異なるモードで動作する自動バイアス制御ボード(ABCボード)を内蔵しています。チューナブルレーザ、狭線幅レーザなどの偏波保持光源出力に対応した変調が可能で、各種の用途のための装置への組み込みに適しています。

■ 特徴

・10GHz光変調器
・1520nm ~ 1610nmの波長範囲
・自動バイアス制御4モード動作内蔵
・各種のカスタマイズ可能
   -低電圧駆動
   -偏波保持(PM)出力
   -高消光比(>30 dB)
   -広温度特性(-55 ~ +75℃)

用途

・アナログフォトニクス
・10 GHz RFoF伝送
・RF/IF信号分配
・衛星通信
・12 Gb/sデジタル光通信
・サブナノ秒パルス発生

LMC-20外観
LMB-12外観
 ■ 機能ブロック図

lmb-20-2

仕様(データシートPDF)

 

LN変調器の原理
 型番 LMC-12
 一般仕様
 動作波長
1520 nm ~ 1610 nm
 レーザ
お手持ちのレーザ
 光入力レベル
50 mW max.
 RFリターンロス
> 10 dB @ 8 GHz
 インピーダンス
50 Ω
 動作周波数範囲
10 MHz ~ 12 GHz
 入力RF電圧
25 dBm max.
 光出力レベル
6.5 dBm typ. (20 mW出力DFBを用いて)
8 GHz typ.
 変調バイアスモード
4自動バイアス制御モード(ソフトウエアで選択)
 消光比
≧20 dB, 25 dB typ. ;
>30 dB (HE バージョン)
7 V typ. @ 10GHz
 機械的仕様
 動作温度(標準)
-30 ~ +60 ℃
 動作温度(TQ バージョン)
-55 ~ +75 ℃
 保管温度
-60~ +90 ℃
 電源
±5 V DC, 2 A max または 100 ~ 240 VAC
 光コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC
 ファイバタイプ
PANDAファイバ入力, SMF-28出力;
PANDAファイバ入出力(PMバージョン)
 RF入力コネクタ
SMAコネクタ メス
 電源コネクタ
4-pin Molex
 リモートコントロール
USB 2.0
 アラーム
LED バイアスモード状態
 サイズ
241 mm x 152 mm x 41 mm
 メーカ
Optilab

 

S21周波数特性LMC-12 S21周波数特性
バイアス制御モード

lta-20-4