光変調器：IMC-1550-20-PMはTDM, WDM など25Gb/s伝送用に設計された偏光出力のコンパクトなLN強度変調器で、衛星通信、アンテナリモーティング、RoFなど20GHzまでのアナログ変調器としても使用できます。長期間の安定性に優れた変調器で、波長範囲は1530 – 1610 nmのCLバンドに対応しています。-30 ~ +60℃と動作温度範囲が広く、低挿入損失です。入出力は何れも偏波保持(PM)ファイバです。

■ 特徴

・優れたバイアス安定性
・偏波保持(PM)出力
・1530nm ~ 1610nmの波長範囲
・低挿入損失
・20GHzの有効帯域幅
・-30 ~ +60℃の広い動作温度範囲

■　用途

・25Gb/s TDM & WDM
・20GHzアナログ伝送
・衛星リンク
・アンテナリモーティング
・RoFリンク
imc-1550-20-pm-1
IMC-1550-20-PM
■ 機能ブロック図

■ 仕様（データシートPDF)

 LN変調器の原理
　型番 IMC-1550-20-PM
　技術仕様
　入射光パワー
 100 mW max.
　動作波長
 1530 ~ 1610 nm
　チャープ値
 < ±0.2 (ゼロチャープデザイン）
　挿入損失
 4.0 dB typ., 4.5 dB max.
　消光比
 ≥25 dB min.
　光リターンロス
 ≤- 45 dB
　S21帯域幅（RFポート）
 20 GHz typ., 15 GHz min.
　S11リターンロス（RFポート）
 ≦-10 dB @ 10 GHz
　Vπ（RFポート）
 6.0 V typ. @ 10 GHz
　RF入力パワー
 27 dBm max.
　インピーダンス（RFポート）
 50 Ω typ.
　Vπ（バイアスポート）
 < 5 V @ DC
　PD応答性
 20 mA/W min. 30 mA/W typ.
　アナログリンク特性
 　IIP3 @ 7 GHz
  29 dBm
　1 dB Compression Point @ 10 GHz
  14.5 dBm typ.
　機械的仕様
　動作温度
 -30 ~ +60 ℃（標準）
-55 ~ +75 ℃（TQバージョン）
　保管温度
 -60 ~ +90 ℃
　動作湿度
 0 ~ 90 % 相対湿度
　入出力ファイバタイプ
 PANDAファイバ
　入出力コネクタ
(→光コネクタとは)
 PM FC/APC, PM FC/UPC
　材料
 LiNbO3
　結晶方位
 X-cut, Y-propagating
　導波路タイプ
 Ti 拡散導波路
　バイアスポートコネクタ
 2 pin 電極
　RFポートコネクタ
 GPO
　ファイバ保護
 900μm チューブ
　サイズ
 2.56″x 0.45″x 0.19″
　メーカ
 Optilab