TeraXion社のCS-HLDCは超長距離コヒーレント通信用パッシブ波長分散補償器で、低挿入損失を保持しつつ大きな分散補償が可能です。Teraxion社が確立したFBG技術によるシングルチャネルグレーティングを複数カスケード接続して、Telcordia規格準拠の高信頼でコンパクトな補償器を実現しています。分散補償ファイバとは異なり低遅延で、分散の大きさによらず広いパスバンドを実現し、40, 100 Gb/sコヒーレントリンクにおける分散補償に適しています。

 

■ 特徴

・1Uハーフラックで150,000 ps/nm
・超低挿入損失 & 遅延
・高速SOP変化なし
・RoHS適合
・サブバンド、マルチ or シングルチャネル

■ 用途

・海底ネットワーク
・超長距離コヒーレントネットワーク

  分散補償器 製品一覧

■ 仕様 分散補償器とは
型番 単位 CS-HLDC
補償レベル ps/nm 30,000 /  150,000(1) 15,000  / 150,000(2) 15,000 /  150,000
チャネル間隔 GHz シングルチャネル 100 シングルチャネル
動作帯域幅 GHz >50 >50 >425
挿入損失 Typ. dB 13 /  65 13  / 130 13 /  130
遅延 Typ. ns 300 /  1,500 300 /  3,000 300  / 3,000
動作温度 -5 ~ 65
保管温度 -40 ~ 85
メーカ TeraXion

(1) 30,000 ps/nm モジュールを5台カスケード接続
(2) 15,000 ps/nm モジュールを10台カスケード接続

■ 寸法図