TeraXion社のCS-DCMLはDWDMネットワーク用固定分散補償器です。この分散補償器は、50GHz チャネルグリッド間隔での高い分散補償能力に加え、低挿入損失かつ低遅延特性を有します。DCF (Dispersion Compensation Fiber:分散補償ファイバ)ベースの補償器に比べて非常に小型で、80%も設置面積が削減されます。コストに敏感なネットワーク構築の要求に最適なモジュールです。Teraxion 社の特許であるマルチチャネルFBG技術をベースとしており、高速DWDMネットワークに適用可能な分散補償器です。

 

■ 特徴

・最大分散補償距離 200 km
・25 ns 以下の低遅延
・スモールフォームファクタ
・超低挿入損失
・50 or 100 GHzチャネルグリッド
・分散スロープも補償可能(G.652 or G.655ファイバ)
・RoHS 適合

■ 用途

・メトロ、長距離 DWDM ネットワーク
・低遅延伝送
・海底ネットワーク
・沿海海底ネットワーク
・RF通信システム

  分散補償器 製品一覧

■ 仕様 分散補償器とは
 型番 CS-DCML-100 CS-DCML-200
 分散補償レベル 20 – 100 km 20 – 200 km
 チャネル間隔 100 GHz 50 & 100 GHz
 動作帯域幅 >60 GHz >25 GHz2
 挿入損失 ≤ 3.0 dB ≤ 3.0 dB
 遅延 <25 ns <25 ns
 動作温度 -5 ~ 70 ℃
 保管温度 -40 ~ 85 ℃
 メーカ TeraXion

(1) 仕様はカスタマイズできます
(2) オプション サーキュレータ

■ 寸法図