BPR-23-D-HSは23GHzリニアバランスフォトレシーバで、ハーメチックシールされています。14pin min-DILパッケージにデュアルバランスPDアレイとリニアトランスインピーダンスアンプが内蔵されています。手動ゲインコントロールモード(MGC)あるいは自動ゲインコントロールモード(AGC)のどちらでも動作できます。1500 V/Wの差動変換ゲイン、0.5 dB以下の不均衡ゲイン、1200 mVppまでの差動出力電圧の特性を有していますので、48 Gbit/sまでのDQPSK、低雑音アナログヘテロダイン検出への利用が見込めます。

特徴

・2 3GHzまで調節可能な帯域幅
・ 低スキュー
・ VGA集積リニアTIA
・ 14Pin mini-DILパッケージ
・ 差動RF出力デュアルGPPOコネクタ
・ MGC & AGCモード

 用途

・ 23 GHzまでのバランスリニアレシーバ
・ 48 Gb/s DQPSK通信システム
・ 低ノイズアナログヘテロダイン検出
・ 23 GHz アナログRoFリンク
・ トランスポンダー & ラインカード設計

 機能ブロック図

仕様(データシートPDF)

 
 型番 BPR-23-D-HS
 一般仕様
 最適動作波長
950 ~ 1650 nm
 光入力レベル
+4 dBm max.
23 GHz typ.
 暗電流 @ 25℃, 3.3 V
5 nA typ.
 変換ゲイン
1500 V/W typ., 1300 V/W min.
 変換ゲインの不均衡
0.3 dB typ.
30 dB typ.
 光PDL @ 1550 nm
0.25 dB max.
3.3 V±0.2 V
 TIA動作電圧
3.3 V±0.2 V
 出力リターンロス
8 dB @ 20 GHz
 差動出力電圧
1200 mVpp まで
 インピーダンス
50 Ω
 出力カップリング
DC(外部ACカップリングが必要です)
 インパルス応答
22 ps typ.
5 ps typ., 20 ps max.
 差動電圧スイング 1200 mV max.
 パルス幅 22 ps typ., 25 ps max.
 等価入力雑音密度
100 pA/√Hz max.
 機械的仕様
 動作温度
0 ℃ ~ +75 ℃
 保管温度
-40℃ ~ +85 ℃
 動作湿度
85 % max.
 電源電流
87 mA typ., 93 mA max.
 消費電力
275 mW typ., 307 mW max.
 ハウジングサイズ
18 mm x 22 mm x 8.5 mm
 ファイバコネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC or LC/APC
 光ファイバ
SMF-28
 パッケージタイプ
14 pin butterfly min-DIL
 RFコネクタ
デュアル GPPO
 メーカ
Optilab