ZBLANファイバは、コア径とNAを調節することにより波長4μmまでシングルモード光として伝送することができます。MFFに比べSMFFのほうが安定に光を伝送できるため正確な分光分析を行うにはSMFFのほうが適しています。特に、3μm帯にはC-H、N-H振動による多くの強い吸収帯が存在し、ノンドープSMFFが測定に使われています。
■ 損失スペクトル例
■ 仕様
型番 | ZSF-7.0/125 -N-0.20 |
ZSF-7.0/125 -N-0.26 |
ZSF-9.0/125 -N-0.20 |
ZSF-9.0/125 -N-0.26 |
ファイバタイプ | ステップインデックス型シングルモードファイバ | |||
NA (→NAとは) |
0.20±0.01 |
0.26±0.01 | 0.20±0.01 | 0.26±0.01 |
カットオフ波長(μm) (→カットオフ波長とは) |
<2.1 |
<2.75 | <2.6 | <3.45 |
損失@1.5μm(dB/m) | <0.1 |
|||
コア径(μm) | 7.0±1.0 |
7.0±1.0 | 9.0±1.0 | 9.0±1.0 |
クラッド径(μm) | 123±3.0 |
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被覆径(μm) | 460±30 | |||
コア・クラッドガラス | ZBLAN ふっ化物ガラス | |||
被覆材 | UV 硬化アクリル樹脂 | |||
プルーフ試験 | 1.25 cm 半径 | |||
メーカ | ファイバーラボ |