曲げ損失に強いFBGアレイ製造用として、Fibercore社ではSM1500(4.2/125), SM1500(4.2/80), SM1500(4.2/50)の3種類の高濃度Geドープファイバをご提供しています。これらのファイバのコアには通信用ファイバの5倍以上の濃度のGeがドープしてありますので水素ロードなしでFBGを描画できます。また、これらのファイバは0.29-0.31の高NAですので曲げ損失を非常に生じにくい特徴があります。80μmクラッド径、50μmクラッド径ファイバは小さな曲げ半径でも機械的信頼性が高いので、光ハイドロフォンやジオフォンのようにコイル状に小さく巻いて使用する用途に適しています。また、ご必要があれば、被覆のままFBGを書ける特殊コーティングファイバもご利用いただけます。
■ 仕様 |
光ファイバとは? |
型番 | SM1500(4.2/50) | SM1500(4.2/80) | SM1500(4.2/125) | |
動作波長 | nm | 1520 – 1650 | ||
カットオフ波長 (→カットオフ波長とは) |
nm | 1350 – 1500 | ||
NA (→NAとは) |
– | 0.29- 0.31 | ||
MFD (→MFDとは) |
μm | 4.0 – 4.5 @ 1550 nm | ||
損失 | dB/km | ≦2.0 @ 1550 nm | ≦1.5 @ 1550 nm | |
プルーフ試験 | % | 1, 2 or 3 (100, 200 or 300 kpsi) | ||
クラッド径 | μm | 50±1 | 80±1 | 125±1 |
コア偏心 | μm | ≦0.5 | ||
コーティング径 | μm | 110±6 | 170±5 | 245±7 |
コーティングタイプ | – | 単層アクリレート | 二層アクリレート(単層は特注) | |
動作温度 | ℃ | -55 ~ +85 | ||
メーカ | – | Fibercore Ltd. |