Connet社の2μm帯CWファイバレーザ VFLS-1908-B は、MOPA構造あるいはダイレクト共振器構造のハイパワーレーザです。ポンプ光源として、793 nmと1570 nmの半導体レーザあるいはファイバレーザを使用します。動作波長は、1908 nm, 1940 nm, 1950 nm, 2004 nm, 2005 nmから選択可能で、出力偏光は、直線偏光あるいはランダム変更から選択可能です。デバイス試験、医療、リモートセンシング、LiDAR、中赤外ポンプ光源などにご利用いただけます。マイクロプロセッサベースで制御されるレーザは、高安定かつ長寿命で、固体レーザのようなメンテナンスが不要です。操作は簡単で、レーザ出力や温度をリアルタイムに液晶ディスプレーに表示します。

■特徴

・出力波長 2μm帯(1908 nm, 1940 nm, 1950 nm, 2004 nm, 2005 nmから選択可能)
・高出力 (最大40W)
ビーム品質が優れている
・高い安定性と信頼性
・直線偏光出力(オプション)
・強制空冷(水冷はオプション)
・オールファイバ設計

■用途

・医療
・中赤外ポンプ光源
・LiDAR
・デバイス試験
・プラスチック加工
・非線形効果の研究
・科学研究

  VFLS-1908-B データシート

  VFLS-1940/1950-B データシート

  CWファイバレーザ 一覧

■VFLS-1908-B仕様 ファイバレーザとは
パラメータ
単位
仕様
Min Typ Max
モデル番号   VFLS-1908-B
波長 nm 1908±1 nm
出力 W 40
動作モード CW
ビーム品質 M2 1.3 1.7
線幅 (FWHM) nm 0.5 1.0
サイドモード抑圧比 dB 20 30
偏光 ランダム(直線偏光はオプション)
PER(直線偏光出力) dB  13
出力安定度(8 h)*1 % ±1
±2
出力アイソレータ オプション
出力可変範囲 % 30 100
動作温度 0 +35
保管温度 -40 +85
供給電源 VAC 100~240
冷却方法 空冷(水冷はオプション)
出力ファイバタイプ   SM ファイバ
出力ファイバ長 m > 0.5
出力ファイバコネクタ
(→光コネクタとは)
  FC/APC または平行光
寸法*4 mm 19” 2U
メーカ Connet

*1. 出力安定性は25℃、30分ウォームアップ後に測定

■注文方法

・VFLS-1908-B-P-I-FA
・VFLP-1908-B-P-I-FA
・S: SM出力、P: PM出力
・P: 出力パワー
・I: 出力アイソレータ、 0-None, 1-Yes
・FA: FC/APC, CoL:Collimator