PPL-1550-PM-Rは、電気入力パルスでピコ秒パルスを発生するプログラム可能なレーザで、MOPA型レーザのシードパルス発生に利用できます。このレーザはお手持ちの電気パルスジェネレータを使ってパルス幅<100 ps, 繰り返しレート100 MHzまでのパルスを発生できます。PPL-1550-PM-Rは、-30 dBの高いパルスコントラストを持つMZI光変調器と狭線幅で極めて安定な1550 nmのDFBレーザを使用しており、CW光を35 ps以下の立ち上がり時間で変調しています。自動バイアス制御ボードで変調器のバイアスポイントを適切に保持することにより、ジッターフリーの超高速パルス発生を行っています。また、非線形効果を防ぐために25/300の大口径PMファイバを採用しています。ピークパワーを増大させるためのPM EDFAもオプションでご利用いただけます。標準のリモート制御インターフェースはRS-232で、フロントパネルのつまみで調節できるLCDスクリーンもついています。

■ 特徴

・-30 dBの高パルスコントラスト
・<100 psの短パルス発生
・外部電気入力使用
・PM ハイパワーコリメータ(オプション)
・ハイパワーPM EDFA(オプション)
・設定可能なパルス幅&繰り返しレート
・<35 psの立ち上がり時間の高速光変調器
・コリメータ出力利用可能

■ 用途

・ピコ秒パルス発生
・R&D
・試験、計測
・MOPA

■ 機能ブロック図

■仕様(データシートPDF) ファイバレーザとは
型番 PPL-1550-PM-R
 光仕様
 レーザ波長 1540 – 1563 nm
 波長チューニング範囲 ±1.5 nm
 最小パルス幅 <100 ps
 変調器立ち上がり/立下り時間 <35 ps
 レーザ線幅 <3 MHz, 1 MHzも可能です
 パルス繰り返し周波数 プログラム可能 100 kHz – 100 MHz 電気パルスに依存
 パルスエネルギー 2 µJ w/EDFA at 500 kHz
 パルスコントラスト -30dB
 ピーク出力(EDFAなし) 20 mW ピーク
 ピーク出力 (EDFAあり) 2 kW ピークまで
 RFリファレンス相対ジッタ 10 rms max.
 パルス振幅変動 1% rms max.
 偏光消光比 20 dB typ.
 振幅安定性(短時間) <1%
 偏光デザイン 単一リニア偏光、スロー軸パッシング
 電気パルス入力
 変調帯域幅 20 GHz max.
 変調タイプ 40 dB高消光比 MZI
 入力レベル >0.5 Vp-p
 パルス繰り返しレート プログラム可能 100 kHz – 100 MHz 電気パルスに依存
 最小パルス幅 <75 ps
 電気入力周波数 50 kHz – 12 GHz
 電気コネクタ SMA
 光コリメータ
 コリメートビーム品質 m2 <1.5 
 ノミナルビーム径 1.2 mm 
 平均光パワー 15 W max. 
 ns パルスピークパワー 15 kW max. 
 ファイバタイプ PLMA-GDF-25/300 
 機械的仕様
 動作温度 0℃ ~ +50℃
 保管温度 -40℃ ~ 70℃
 湿度 10 ~ 90 %
 電源 110 V AC & 220 V AC (50/60Hz)
 ディスプレイ 温度、電流、電圧
 制御/モニタリング  レーザスイッチ、EDFA出力用前面パネルLDCディスプレイ
 通信インターフェース RS-232(オプション:イーサーネット)
 サイズ 1RU: 19″x14″x1.75″
 光コネクタ SMF-28 FC/APC or ユーザオプション
 光ファイバ PANDA ファイバ PM
 電気コネクタ SMA 雌型
 メーカ Optilab