ナノ秒パルスレーザ:NPL-1550-37-Rは、ライダーシステム用途に最適なハイパワーパルスレーザです。レーザはMOPA型で、マスターオシレータに狭線幅DFBレーザ、パワー増幅に2段階37 dBm EDFAを使用しています。1543 – 1570 nmの波長範囲で37 dBm(5W)のCW出力、電源内蔵です。パルス幅や繰り返し周波数を設定でき、外部電気トリガーでの制御も可能です。出力はSMF-28かファイバコリメータを選択できます。

 

■特徴

 ・MOPA型レーザ
 ・レーザ波長:1543nm – 1570nm
 ・CW出力:37dBm
 ・パルスエネルギー:100μJ max.
 ・パルス幅:2 ns – 1000 ns
 ・37dBm プリ・ブースターEDFAを集積化
 ・パルス繰り返し:100 Hz – 1 MHz
・中間ステージにASEフィルタ
・LCDモニタ&RS-232インターフェース

 ・コリメータ出力(オプション)

 

■用途

 ・RiDAR用パルスレーザ光源
 ・空間光通信
 ・ハイパワー光計器
 ・研究開発

■機能ブロック図

 

■仕様(データシートPDF)

型番 NPL-1550-37-R
 一般仕様
 中心波長 1543 – 1570 nm (選択可能)
 光パルス幅 2 ns – 1000 ns (選択可能)
 パルス繰り返し周波数 100 Hz – 1 MHz (選択可能)
 パルスエネルギー 100 μJ max.
 パルスコントラスト 50 dB typ.
 CW 光出力 37 dBm typ.
 ピーク光出力 2 kW max.
 波長調整分解能 0.05 nm(オプション)
 出力波形 パルス
 入力トリガーレベル TTL > 3.5 V
 電気コネクタ SMA 雌型
 機械的仕様
 動作温度 0℃ ~ +50℃
 保管温度 -40℃ ~ +70℃
 湿度 10 ~ 90 %
 電源 110 – 220V AC, 50/60Hz, <1 A
 冷却 強制空冷
 LCDディスプレイ 温度、電流、出力
 通信インターフェース RS-232(PCからユイットへケーブル接続)
 出力ファイバ SMF-28 or ファイバコリメータ
 サイズ 12″(L) x 8″(W) x 4″(H)
 メーカ Optilab