Connet社のCoSF-D狭線幅単一周波数ファイバレーザは独自の特許技術により開発された低ノイズファイバレーザです。DFB型ファイバレーザ技術を採用し、安定な直線偏光、単一縦モード、超狭線幅単一周波数レーザ出力を実現しています。また、ユニークな相対強度雑音抑制技術により狭線幅単一周波数ファイバレーザの低雑音動作を実現しました。このレーザは、kHzレベルのスペクトル線幅、極めて低い周波数ノイズや強度ノイズなどの優れた特徴を備え、OSNRは50 dB以上です。レーザ構造はMOPA型で、CoSF-D基本モジュールをベースに、低ノイズファイバアンプとハイパワーダブルクラッドEr/Ybファイバアンプを使用して2 Wの出力を達成しています。よりハイパワーが必要な場合はお問合せ下さい。

■特徴

・超狭線幅
・安定な単一周波数&単一偏光動作
・モードホップなし、バーストノイズなし
・低位相ノイズと低RIN
・フレキシブルデザイン、多波長オプション
・直線偏光出力、高PER

■用途

・光ファイバセンシング
・LiDAR
・マイクロウエーブフォトニクス
・冷却原子物理学
・レーザ分光学
・コヒーレント通信
・科学研究

■仕様 ファイバレーザとは
Parameter 単位 仕様
モデル番号   CoSF-D-ER-B-HP1 CoSF-D-EY-B-HP1
中心波長 nm 1530 – 1570 nm
出力*1 W 0.3 – 2
レーザタイプ   CW,単一周波数 & 単一縦モード
ビームク品質 M2 <1.05
線幅2 kHz <1 <15
緩和振動ピーク周波数 MHz 0.8 – 1.0 0.9 – 1.1
相対強度雑音(RIN)ピーク dB/Hz <-100 <-120
相対強度雑音(RIN)(>3 MHz) dB/Hz <-135 <-140
OSNR, 50pm 分解能 dB >50 >55
出力偏光 直線偏光
PER dB >23
出力安定度
%
±1
出力アイソレーション dB >50
出力調整範囲
% 30 – 100
波長熱チューニング 標準
波長熱チューニング範囲 nm 0.8
PZT高速変調 オプション
ピエゾ電気チューニング範囲(0-200V) GHz 8 – 10
PZT変調周波数 kHz DC – 20
出力ファイバタイプ PM1550-XP
出力ファイバ長 m >0.5
出力コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC
モニタ用出力ファイバ 標準
モニタ用出力パワー mW >0.5
モニタ用ファイバタイプ PM1550-XP
モニタ用出力ファイバ長 m >0.5
モニタ用出力コネクタ FC/APC
動作温度 +15 ~+35
保管温度 0 ~ +50
動作電圧 VAC 100 – 240 V, 50/60 Hz
サイズ mm 19”  2U
メーカ Connet
  1. 出力は動作波長で異なります
  2. 線幅は光遅延120usのセルフヘテロダイン測定によります
  3. 波長の熱チューニング範囲は動作温度変化により変わります
  4. 内蔵PZTの駆動電圧は通常のチューニング範囲200-300 Mhzで10Vで、外部接続の高電圧PZTドライバが必要です

 

■注文方法

VFLS-15xx-B-<PW>-SF

  • 1550nmは標準モデルのなります。
  • B: ベンチトップ
  • PW: output power in mW. Example: 5-5mW, 100-100mW