Techwin社の1550 nm ロングパルス単一周波数偏波保持ファイバアンプは200 ns-2000 nsのロングパルスを利用する用途向けの光アンプです。モジュールタイプ、アイセーフ波長で最大パルスエネルギーが400 μJです。この光アンプは単一周波数、狭線幅の光の増幅に適しています。線幅はkHzオーダーが可能です。多段増幅構成になっていますので誘導ブリルアン散乱(SBS)のような非線形効果が抑制されており、高パルスエネルギー、信号光スペクトル特性の保持、回折限界近いビーム品質を同時に得ることができ、ドップラーウインドLiDARに理想的な光アンプです。

 

■ 特徴

・アイセーフ波長:1550 nm
パルスエネルギー:max. 400 μJ
繰り返し周波数調節:10-20 kHz
・パルス幅:200-2000 ns

■ 用途

・ドップラーウインド測定
・エアロゾル検出
・汚染モニター
・科学研究

■仕様 光ファイバアンプとは?
型番 単位 CKLIA-1550-M-SF-LP
Min. Typ. Max.
中心波長 nm 1540 1550 1565
ピークパワー W 500
パルスエネルギー μJ 100 400
パルス幅 ns 200 2000
繰り返し周波数 kHz 10 20
ビーム品質 M2 1.05 1.3 1.5
出力安定性(15min)1 dB ±0.005 ±0.01
出力安定性(8h)1 dB ±0.05 ±0.1
出力アイソレーション dB 35
電源 VDC 24
動作温度 -25 50
保管温度 -40 85
出力ファイバ PM or PLMA
出力ファイバ長 m >0.3
出力ファイバコネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC or コリメータ
サイズ 300(L)X170(W)X25(H)
メーカ Techwin (China) Industry Co., Ltd
  1. 出力安定性は25℃でウォームアップ30分後に測定しています。
  2. ビーム品質は出力に依存します。