高速偏光スクランブラ/トランスフォーマ : EPS1000は、40nsのサンプリング間隔を有し、高いスクランブル速度(例えば、500krad / sで0.02radステップ)においても連続した準定常偏光変化を保証する偏光スクランブラです。オプションで最大20Mrad/sの動作が可能な20nsのサンプリング間隔も選択可能です。ほとんどのユーザーがこのオプションを選択しており、主に落雷による偏光変化などの高速現象をエミュレートする用途で使用されています。構造としては、2つまたは3つの1/4波長板(QWP0、QWP1、QWP2)、1つの1/2波長板(HWP)、2つまたは3つの1/4波長板(QWP3、QWP4、QWP5)の順に回転速度を調整可能な電気光学波長板が並んでおり、それぞれを光が通過することで、任意の入力偏光がスクランブルされます。また、最も正確な波長版動作のために任意の波長を設定することができ、標準でC,Lバンド、オプションでO,Sバンドが選択可能です。

 

■特徴

・40nsのサンプリング間隔(オプションで20ns可能)
・回転速度を調整可能な電気光学波長板
・標準でC,Lバンド、オプションでO,Sバンドが選択可能
・低消費電力

■用途

PDL測定
・ミュラー/ジョーンズ行列測定
・ロス測定

 ■仕様 ➡偏光とは?
 型番 EPS1000
 スクランブル速度 3、10、20、(50) Mrad/s
 動作波長 C,Lバンド (標準)
O,Sバンド (オプション)
 サンプリング間隔 40ns (20ns : オプション)
 挿入損失 ~1.5‥‥3 dB
 波長板 6台(または4台)の1/4波長板(QWP)、一つの1/2波長板(HWP) 回転速度調整可
 回転速度 QWP:-999999.99~+999999.99 rad/s , HWP:-20000.00~+20000.00 rad/s
 消費電力 ~12 W (+5 V電源の場合)
 サイズ 150 x 78 x 15 mm (突起部は含まず)
 メーカ Novoptel

■表示例

■注文方法