光コネクタの先端は研磨されており、研磨方法によりファイバ端面には曲率、フェルール面からの凹凸、角度などが生じます。光ファイバ端面3次元形状測定器は、ファイバ端面の凹凸による光路差で生じた干渉縞を利用して端面の3次元形状を測定する装置で、曲率半径(ROC)、ファイバ高さ(フェルール面からのファイバの凹凸)、頂点オフセット(研磨頂点とファイバ中心との位置ずれ)、研磨角度(APC)などを短時間で測定できます。MT Proは単心コネクタだけでなく多心コネクタの測定も可能で、12心コネクタを5秒で測定できます。また、FUTUREは3D形状測定だけでなくファイバ端面検査も可能で、両測定を2秒で行うことができます。
製品写真 | 型番 | 特徴 | 自動測定 | ファイバ高さ(um) | APC(°) |
MT Pro | 単心だけでなく多心測定も可能 | ◎ | -2~+8 | 0/8 | |
FUTURE | 3D形状に加え端面観察も可能 | ◎ | ±1 | 0~12 | |
BINNA2 | SANA2へ自動フォーカス/キャリブレーションを追加 | ◎ | ±1 | 0~12 | |
SANA2 | SANAの自動機能を拡充 | 〇 | ±1 | 0~12 | |
SANA MINI | 小型・可搬 | △ | ±0.16 | 0/8 | |
メーカ | Dimension Trchnology |