倒立型生物顕微鏡は培養容器を底から観察するのに適した顕微鏡で、主に組織培養検査に使われます。培養容器の底は厚みがあるため対物レンズにはLWD(Long Working Distance)レンズが使用されており、対物レンズを上下させて焦点合わせを行います。
 KXD500は、無限遠補正プランアクロマート光学系による鮮明な像が得られるのに加え、位相差観察、蛍光観察、偏光観察などのアップグレード可能、アダプタにより各種のカメラ、デジタル機器へ接続可能な使用範囲の広い顕微鏡です。

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用語の説明  仕様書の用語についてご参照ください
仕様 KXD500
光学系  無限遠補正プランレンズ光学系 F=200mm
鏡筒  3眼鏡筒、眼幅調整 52-75mm, 傾角 45°, 視度調節
 3眼鏡筒光分岐比 50/50 (20/80オプション)
接眼レンズ  WF10X/20, ハイアイポイント21mm ●●
 WF10X/22, ハイアイポイント21mm ○○
 WF16X/14mm ○○
 WF10X/20(ポインター), ハイアイポイント21mm
 WF10X/22(ポインター), ハイアイポイント21mm
 レチクルアイピース: 十字 WF10X/20, ハイアイポイント21mm
 レチクルアイピース: 十字 WF10X/22, ハイアイポイント21mm
レボルバ  5穴レボルバ
センタリングテレスコープ  CTE
対物レンズ  プランアクロマ-ト 4X/0.13 WD=12.86mm
 プランアクロマ-ト 10X/0.25 WD=9.67mm
 プランアクロマ-ト 20X/0.40 WD=7.97mm
 プランアクロマ-ト 40X/0.60 WD=3.76mm
 プランアクロマ-ト ポジティブ位相差 10X/0.25 WD=9.67mm
 プランアクロマ-ト ポジティブ位相差 20X/0.40 WD=7.97mm
 プランアクロマ-ト ポジティブ位相差 40X/0.60 WD=3.76mm
 プランアクロマ-ト ネガティブ位相差 10X/0.25 WD=9.67mm
 プランアクロマ-ト ネガティブ位相差 20X/0.40 WD=7.97mm
 プランアクロマ-ト ネガティブ位相差 40X/0.60 WD=3.76mm
ステージ  固定ステージ: 240×260mm, 移動ハンドル:移働範囲: 135mm×85mm
 スライド板(φ118mm), 交換可能
 スライド板(76×26mm, φ60mm), 交換可能
 メカニカルステージ: 350×208mm, 移働範囲: 50×50mm, 移動ハンドル
コンデンサ  72mm極長ワークディスタンスコンデンサ, NA0.3, 虹彩絞り付
 6V30Wハロゲンランプハウス, フィルタジャック
照明系  位相差スライドにより10X, 20X, 40X 位相差観察と明視野観察を簡単に替えることができる
 6V30Wオスラムハロゲンランプ
 電源 100V-240V
 ヒューズ: 250V/3.15A φ5×20
フィルタ  青色フィルタ(φ34mm)
 緑色フィルタ(φ34mm)
 黄色フィルタ(φ34mm)
Cマウント  1X
 0.5X
 0.25X (1/3″CCD用)
デジタルカメラジョイント  (事前にデジタルカメラのモデルをお知らせください)
アレンスクリュードライバー  φ2mm
 φ2.5mm
 φ3mm
メーカ  NANJING KOZO OPTICAl AND ELECTRONICAL INSTRUMENT CO., LTD

●: 標準仕様  ○: オプション