光変調器:PM-1064-10は高性能の10 GHz LiNbO3位相変調器です。アニール処理プロトン(H+)交換導波路により、低駆動電圧、低挿入損失で広帯域の位相変調を可能とします。PMファイバ入出力で、他の光部品との集積化が容易です。

■ 特徴

・1030nm ~ 1070nmの動作波長
・10 GHz帯域幅
・低挿入損失
・偏波保持

■ 用途

・コヒーレント通信
・チャーピング光発生
・光センシング
・FM分光
・周波数シフト
・レーザ線幅拡大

■ 機能図

仕様

 

LN変調器の原理
 型番 PM-1064-10
 一般仕様
 入射光パワー
60 mW max.
 動作波長
1030 ~ 1070 nm
3.0 dB typ., 3.5 dB max.
 チップ偏光消光比
> 60 dB
 ピグテイル偏光消光比
≥ 20 dB
 プロセス
アニール処理プロトン(H+)交換
≥ 30 dB
7 GHz min., 10 GHz typ. @  -3 dB
≤ -10 dB @10 GHz
 
6.8 V typ. @ 1 GHz
10 V typ. @ 10 GHz
 RF入力パワー
+27 dBm max.
 インピーダンス
50 Ω typ.
 機械的仕様
 動作温度
-55 ~ +75 ℃
 保管温度
-60 ~ +90 ℃
 動作湿度
0 ~ 90 % 相対湿度
 入出力ファイバタイプ
PANDAファイバ PM 980
 入出力コネクタ
 (→光コネクタとは)
PM FC/APC (他のコネクタも対応可)
 RFポートコネクタ
K コネクタ
 ケーブル化
900μm チューブ
 サイズ
3.783″ x 0.981″ x 0.640″
 メーカ
Optilab

■ S21およびS11周波数特性

PM-1064-10 S21,S11周波数特性

■ 図面

PM-1064-10図面

■ 推奨ドライバ

RFA-9-Mは出力30 dBm、10Vp-pの高利得ドライバモジュールです。LN変調器用ドライバのみならず、マイクロ波伝送及びアナログリンク用の高コストパフォーマンスのデバイスです。

RFA-9外観

RFA-9-M外観