光ファイバ型WDMカプラは、光ファイバを融着延伸して作製したWDMカプラで、光ファイバとの接続が容易でフィルタ型より低価格です。本製品は、2000nm/793nmあるいは2000nm/1550nmを合波する光ファイバ融着型WDMカプラで、TDF(Tm ドープファイバ)を使った2000nm帯のファイバレーザや光アンプ(TDFA)の励起に使用できます。
■特徴
・低過剰損失
・高アイソレーション
・高信頼性、高安定性
■用途
・TDF (Tmドープファイバ)を用いた2000nm帯ファイバレーザ
・TDF (Tmドープファイバ)を用いた2000nm帯光アンプ
・試験装置
■ 仕様
パラメータ | 単位 | 2000/1550ファイバWDM | 2000/793ファイバWDM |
ポートタイプ | – | 1×2, 2×2 | |
長波長側動作波長 | nm | 2000±20 | |
挿入損失 | dB | ≦0.6 | |
アイソレーション | dB | ≧13 | |
PDL | dB | ≦0.15 | |
短波長側動作波長 | nm | 1550±20 | 793±20 |
挿入損失 | dB | ≦0.7 | |
アイソレーション | dB | ≧17 | |
温度安定性 | dB/℃ | ≦0.005 (-5℃ ~ +70℃) | |
リターンロス | dB | ≧55 | |
ダイレクティビティ | dB | ≧55 | |
許容光パワー CW | W | 1, 3, 5, 10, 20 | |
ファイバタイプ | – | SMF-28e, SM1950, SM2000 | |
動作温度 | ℃ | -5℃ ~ +70℃ | |
保管温度 | ℃ | -40℃ ~ +85℃ | |
メーカ | – | Opneti Communications |
*コネクタ付の場合、挿入損失+0.3dB、リターンロス-5dBとなります。