クラウドサービスや、大容量データの送受信の一般化に伴い、データセンタ間の接続やイントラネットの拠点間接続などに大容量化が求められています。ここでは、ファイバーラボで取り扱う光ネットワーク機器と光トランシーバを用いて、費用を抑えつつ100Gbpsで二拠点間を接続する例を紹介いたします。

構成

下に概念図を示します。100kmほど離れた二拠点間をダークファイバで接続することを想定しています。100GbpsのDWDMトランシーバは高価であるため、100Gbpsトランシーバからの信号を4台の25Gbps DWDMトランシーバに分割することで費用を抑えます。

伝送装置は、各種機能を持ったラインカードを必要に応じて挿入する形式で、カスタマイズが容易です。この例では、伝送損失補償のための光アンプ(EDFA)、信号波形劣化を補償する分散補償ファイバ、回線障害時の自動切り替えを行う光プロテクションスイッチなどを使用しています。

 

なお、この方法では、100Gbpsから25Gbpsへの変換の際に光〜電気〜光への変換を伴います。低レイテンシを求める場合には、Oバンドのアンプを用いる方法が有効になります。お客様の要求条件に応じて最適な提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。

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