フェムト秒ファイバレーザ:FML-15-B/FML-15-Mは、過飽和吸収体を使った受動モードロック型のフェムト秒ファイバレーザで、ベンチトップタイプ(-B)とモジュールタイプ(-M)があります。オールファイバのリング型レーザで可動部分や偏光制御部分がなく、通信用部品を用いているため出力安定性、信頼性に優れ、10年以上の動作寿命があります。パルス幅は工場出荷時に200 fsかそれ以上を選択でき、パルス繰り返し率は10から100 MHzの間で指定可能、出力ファイバもSMFかPMFか選択できます。

■特徴

・無調整のオールファイバベース
・1540 – 1560 nmピーク波長
・ニアトランスフォームリミテッド出力
・4 kWピークパワー
・200 fsパルス幅
・30 mW出力
・1 nJパルスエネルギー

■用途

・スーパーコンティニウム光の発生
・通信部品の検査
・高速光サンプリング
・材料評価
・光計測

fml-15-m
FML-15-B FML-15-M
■機能ブロック図
fml-15-b2

■仕様(データシートPDF: FML-15-B  FML-15-M) ファイバレーザとは
型番 FML-15-B FML-15-M
一般仕様
 出力 30 mW typ.
 ピーク波長 1540 – 1560 nm, 他もご利用いただけます
 スペクトル帯域幅 20 nm – 35 nm typ.
 パルス間隔 200 fs 以上
 パルス繰り返し率 10 MHz – 100 MHz
 ピークパルスパワー 4 kW typ.
 パルスエネルギー 1 nJ
 トリガー出力 電気出力へ変換したパルス
機械的仕様
 動作温度 +5℃ ~ +50℃
 保管温度 -55 ~ +85℃
 光コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/AC, 他はオプション
 リモート制御 RS-232
 サイズ 16.5” x 12.5” x 5.25” 250 x 135 x 40 mm
 アクセサリー 110V~240V ACアダプタ ±5 V DC電源
 メーカ Optilab

 

■ 試験結果