Connet社のCoSF-D狭線幅単一周波数ファイバレーザは独自の特許技術により開発された低ノイズファイバレーザです。DFB型ファイバレーザ技術を採用し、安定な直線偏光、単一縦モード、超狭線幅単一周波数レーザ出力を実現しています。また、ユニークな相対強度雑音抑制技術により狭線幅単一周波数ファイバレーザの低雑音動作を実現しました。このレーザは、kHzレベルのスペクトル線幅、極めて低い周波数ノイズや強度ノイズなどの優れた特徴を備えています。モジュールは、コンパクトで耐環境性に優れた堅牢な構造になっています。レーザはMOPA構造で、シードレーザと低ノイズ偏光アンプの組み合わせで2 Wの出力を実現しています。

モジュールには特性、用途の異なる2つのタイプがあります。
CoSF-D-ER-Mは、Er添加ファイバを使用しており、1 kHz以下の超狭線幅と低位相ノイズが特徴です。
CoSF-D-EY-Mは、Er-Yb共添加ファイバを使用しており、15 kHz以下の狭線幅と低RINが特徴です。
標準の中心波長は1550.12 nmですが、1545-1570 nmの範囲でITU波長を自由に選択できます。

■特徴

・超狭線幅
・安定な単一周波数&単一偏光動作
・モードホップなし、バーストノイズなし
・低位相ノイズと低RIN
・フレキシブルデザイン、多波長オプション
・直線偏光出力、高PER
・ミニサイズ、堅牢パッケージ

■用途

・光ファイバセンシング
・LiDAR
・Wind LiDAR
・レーザ分光学
・コヒーレント通信
・ガス吸収測定
・科学研究

■仕様 ファイバレーザとは
パラメータ 単位 仕様
モデル番号 –  CoSF-D-ER-M-HP1 CoSF-D-EY-M-HP1
中心波長 nm 1545 – 1570 nm
出力*1 W 0.3 – 2
レーザタイプ   CW,単一周波数 & 単一縦モード
ビームク品質 M2 <1.05
線幅2 kHz <1 <15
OSNR (50 pm 分解能)
dB
>50 (>55 dB typ.)
>55 (>60 dB typ.)
緩和振動ピーク周波数 kHz ~600 ~800
相対強度雑音(RIN)ピーク dB/Hz -100 -110
相対強度雑音(RIN) dB/Hz <-135 @ 10 MHz <-140 @ 10 MHz
出力偏光 直線偏光
PER dB >23 (25 typ.)
出力安定度
%
<1
波長熱チューニング範囲*3
nm >0.7
>0.8
出力アイソレーション dB >50
出力ファイバタイプ PM1550-XP
出力ファイバ長 m >0.5
出力コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC
モニタ用出力ファイバ オプション
モニタ用出力ファイバタイプ PM1550-XP
モニタ用出力ファイバ長 m >0.5
モニタ用出力コネクタ FC/APC
インターフェース RS485
動作電圧 VDC 5.5 – 12
動作温度 0 ~+50
保管温度 -20 ~ +65
サイズ mm 200(L) x 135(W) x 41(H)
メーカ Connet
  1. 出力調節はできません。ご要求がある場合はお問合せください。
  2. 線幅は光遅延120usのセルフヘテロダイン測定によります。
  3. 波長の熱チューニング範囲は環境温度により変わります。
  4. 外部接続の高電圧PZTドライバが必要です。

 

■注文方法

VFLS-15xx-B-<PW>-SF

  • 1550nmは標準モデルのなります。
  • B: ベンチトップ
  • PW: output power in mW. Example: 5-5mW, 100-100mW