WDMとは、波長分割多重方式と呼ばれる大容量の信号を伝送するための光通信技術の1つです。

WDMの送信側では異なる波長の光を出射する複数の半導体レーザ(LD)を用意し、各LDを変調して信号光を造ります。
これらの信号光を合波器(Multiplexer: Muxともいう)を使って1本の光ファイバに入れ伝送します。

受信側では分波器(DeMultiplexer: DeMuxともいう)を使って各波長の光に分けてから光検出器(PD)で信号を受信します。

1つの波長で信号を送るのに比べ、2つの波長で送れば2倍、3つの波長では3倍というようにたくさんの波長を使うほど多くの信号を送ることができます。

 

参照:波長分割多重(WDM,CWDM,DWDM)