ASE光源は、広帯域光源、ブロードバンド光源とも呼ばれ、レーザ光のように強度が強く、かつ、スペクトル幅の広いインコヒーレント光を発生する光源です。
ASE-FL7701は、S,C,Lバンドの全ての帯域をカバーした超広帯域ASE光源です。1480 -1530nm帯域における光出力のアップをはかることにより、1460 -1605nmの広い波長範囲にわたり、スペクトルパワー密度:-20dBm/nmを実現しています。WDM用光デバイスなどの特性評価用光源として、また、CWDM用の伝送システム、光コンポーネントの特性評価用光源としてご利用いただける超広帯域光源です。また、オプション-032付はGFFにより平坦特性を実現しています。

FL-ase_benchTop2

ASE-FL7701

aseSCLbandSpectrum

発光スペクトル

■ 特徴

・1460~1605nm帯
・優れた出力&スペクトル安定性
・高スペクトルパワー密度
・>-17dBm/nm@1480~1600nm

■ 応用

・DWDM/CWDM光部品測定
・光計測、光センシング
・R&D

■仕様(ベンチトップタイプ) ASE光源とは?
型番 ASE-FL7701 ASE-FL7701(オプション 032付)
出力波長帯 SCLバンド
総出力 >+11dBm (>12.6mW) >+5dBm (>3mW)
スペクトルパワー密度 >-25dBm/nm@1460nm
>-17dBm/nm@1480~1600nm
>-25dBm/nm@1610nm
>-25dBm/nm@1461~1590nm
総出力安定性*1 <+/-0.01 dB : データ例 <+/- 0.02dB
中心波長 1530nm±10nm
スペクトル半値幅 >100nm
出力ファイバ SMF-28
出力光コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/PC
サイズ (mm)*2 88(H)x260(W)x350(D) 88(H)x336(W)x352(D)
動作温度 0~40℃ 0~30℃
保管温度 -10~60℃
電源 AC100~240V(50/60Hz)
メーカ ファイバーラボ

*1 1時間ウォームアップ後の15分間安定性
*2 突起部は含みません。

●製品改良のため、仕様等を予告無く変更する場合があります。