DCMシリーズは、DWDMネットワーク用の分散補償ファイバを内蔵したラックマウント型モジュールです。DCMシリーズは、DWDMネットワークで使用されるシングルモードファイバにおける波長分散の影響を打ち消し、伝送後のビット誤り率(BER)が改善するために用いられます。40km、60km、80km用のタイプがあります。
OptilabのDWDM EDFAと組み合わせて使用することで、伝送距離の長延化が可能です。電力やメンテナンスを必要としないパッシブ・デバイスです。

 

■特徴

・パッシブデバイス
・低挿入損失
・Cバンドで最大40チャネルのDWDM信号を補償

■用途

・DWDMネットワーク
・伝送距離の長延化
・光信号波形の復元

 

  分散補償器 製品一覧

■仕様 分散補償器とは
型番 DCM-40 DCM-60 DCM-80
基準光ファイバ SMF-28、シングルモードファイバ(ITU G.652)
波長帯域 1525 ~ 1565 nm
PMD(平均) 1.0 ps max.
スロープ効率 > 65 %
波長分散値 -680 ± 10 ps/nm、40km -1020 ± 10 ps/nm、60km -1360 ± 10 ps/nm、80km
挿入損失 4.5 ± 0.5 dB 7 ± 0.5 dB 9 ± 0.5 dB
筐体 ラックマウント、アルミニウム
光コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/UPC、SC/APC、ご要望
サイズ 13.75″(L) x 19″(W) x 1.75″(H)
メーカ Optilab