光プロテクトスイッチは、信号経路を二系統に分岐して冗長化し、伝送路に障害が発生した際正常系統に自動切り替えを行う装置です。ファイバーラボで製造しているこの装置は、一心双方向DWDM/CWDMに対応しています。

DWDM用光プロテクトスイッチ : BOPS-DWF13は、一心双方向C-band DWDM16波長(C25~C40)に対応した光スイッチです。二系統の参照光レベルを常時監視し、異常が発生した際には10msec以内の速度で正常系統に高速自動切替を行います。RS232C/TELNET/SNMPによる設定変更、遠隔制御、監視が可能です。

■特徴

・信号経路を二系統に分岐して冗長化
・一心双(片)方向DWDMに対応
・二系統の参照光レベルを常時監視、自動切替
RS232C/TELNET/SNMPでの設定変更、遠隔制御、監視
・10msec以内の高速切替
・ファンレス19インチ1Uケースに収納

■仕様 光スイッチとは?
型番 BOPS-DWF13
動作波長帯域 C-band (DWDM16波長:C25~C40)
カプラ側ユニット (1 x 2分岐カプラ、監視光内蔵)
挿入損失 < 4.5 dB @1550nm
最大入力パワー 500 mW  @1550nm
出力分岐比 50 : 50  @1550nm
監視用参照光波長 1310 nm
スイッチ側ユニット (光スイッチ内蔵)
挿入損失 < 3.0 dB @1550nm
切替速度 < 10 msec
切替寿命 > 1000万回
切り替え制御選択機能 自動制御モード/手動制御モード
遠隔制御機能(RS-232C) ・自動/手動切替
・信号光経路A/B切替
・警報しきい値設定
・切替判定時間設定
遠隔モニタ機能(RS-232C/SNMP) ・参照光受信レベル
・自動/手動切り替え選択状況
・経路A/B選択状況
LED表示 ・参照光受信レベル状況(OK,NG)
・自動/手動切り替え選択状況
・経路A/B選択状況
共通
入出力ファイバ SMF
光コネクタ
(→光コネクタとは)
SC/PC  ※他のコネクタタイプも対応可
サイズ 44(H)x440(W)x430(D) mm  ※突起物含まず
消費電力 < 3W
電源 AC100~240V (50/60Hz)
メーカ ファイバーラボ

■導入例 (DWDM)