光ファイバカプラは光信号を分岐・合流、分波・合波する部品です。2本の光ファイバの一部を融着延伸してコアを近接化した構造で、一方の光ファイバに入射した光の一部がもう一方の光ファイバに分岐します。50/50に分岐する3dBカプラ以外に各種の分岐比のカプラがあります。モノリシックファイバカプラはn本の光ファイバの一部を融着延伸した構造で、1本の光ファイバに入射した光はほぼ1/nに分岐されて出射されます。コンパクトなサイズで1/nに光を分岐できます。スターカプラ、ツリーカプラは何れも入射光を多分岐するデバイスで、FTTHなどで使用されます。スターカプラには多数本の光ファイバの一部を溶着したタイプや導波路を利用したタイプなどがあります。ツリーカプラはファイバカプラを複数接続した構造になっています。ファイバーラボでは、各種波長帯にわたり様々なタイプの光ファイバカプラをご提供しています。
カプラタイプ | 製品名 | 波長(nm) |
標準タイプ
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1310, 1550, 他 | |
高温タイプ
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1310, 1550, 他 | |
デュアルウインドウ
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1310/1550, 他 | |
スリーウインドウ
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1310/1490/1550, 他 | |
ワイドバンド
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1310, 1550, 1528 ~ 1565, 1570 ~ 1605, C+L | |
超ワイドバンドデュアルウインドウ
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1310/1550±80 | |
超低分岐比
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1310, 1550, 他 | |
全通信帯域
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1260 ~ 1620 | |
特殊波長
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488, 532, 780, 830, 850, 980, 1064 | |
2000nm帯
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1900, 1950, 2000 | |
ミニサイズ
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1310, 1550, 他 | |
1310, 1550, 1310/1550, 他 | ||
1310, 1550, 他 | ||
1310/1550 | ||
モノリシック
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1310, 1550, 1310/1550, 1310/1490/1550 | |
1310, 1550, 1310/1550, 1310/1490/1550 | ||
1310, 1550, 1310/1550 | ||
1310, 1550, 1310/1550 | ||
1064, 1310, 1550 | ||
ツリー・スター
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1310, 1550 | |
1310/1550 | ||
1310/1490/1550 | ||
ハイパワー
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1310, 1550 | |
80μmファイバ・ミニサイズ
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1550 | |
80μmファイバ・ミニサイズ
・ワイドバンド |
1550 | |
偏光保持
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780, 850, 980, 1064, 1310, 1550 |
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マルチモード
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633,850,1310, 850/1310 | |
850, 1310, 850/1310 | ||
850, 1310, 850/1310 | ||
メーカ | Opneti Communications |