■ 製品名:Ti:Sapphire(Al2O3)結晶
投稿日 : 2017年10月24日
最終更新日時 : 2018年2月15日
投稿者 : fiberlabs
カテゴリー : CASTECH Inc.
Ti:Sapphire(Al2O3)レーザー結晶は、高利得および高出力という特徴があり、広い波長帯域で調整可能な超短パルスレーザ用に最も広く使用されています。CASTECH社では温度勾配法(TGT)による先進的な結晶成長技術を有しているので、高品質で光散乱がなく転位密度が小さいTi:Sapphire結晶を、大きいサイズ(直径30mm x 30mm)で作製することができます。TGTで結晶成長させたサファイア結晶は、高い濃度でTiを添加できるので、高い利得と高いレーザ損傷閾値も持つという大きな利点があります。
結晶構造 |
六角晶 |
格子パラメータ |
a=4.758, c=12.991 |
質量密度 |
3.98 g/cm3 |
融点 |
2040℃ |
モース硬度 |
9 |
熱伝導率 |
52 W/m/k |
熱膨張係数 |
8.40×10-6/℃ |
比熱 |
0.42 J/g/k |
レーザ動作 |
4準位 |
蛍光寿命 |
3.2μs (T=300K) |
選択可能波長帯域 |
660 – 1050nm |
吸収波長帯域 |
400 – 600nm |
放出ピーク |
795nm |
吸収ピーク |
488nm |
屈折率 |
1.76 (at 800nm) |
最大断面積 |
3-4×10-19cm2 |
Ti2O3濃度 |
0.06 – 0.26 atm% |
直径 |
2 – 30mm |
長さ |
2 – 30mm |
平坦度 |
< λ/10 (at 633nm) |
平行性 |
< 10′ |
表面品質 |
40/20 (MIL-PRF-13830B) |
波面歪み |
< λ/4 |