TeraXion社のCS-LDCは、高速光再生通信のリモート分散補償に使われるラッチ式、コンパクト、低消費電力の可変分散補償器です。C-bandの全波長において-1,800 ps/nm から+1,800 ps/nm の分散チューニングが可能です。この分散補償器は試験、計測用分散エミュレータとしても使用できます。
(注)標準品ではなく量産用などの特注品になります。

■ 特徴

ラッチ式デバイス
・広帯域カラーレス動作
・広い分散チューニング範囲
・サポートソフトウエア付OEMコントローラ

■ 用途

・高速光再生通信のダイナミック分散補償
・分散エミュレータ

■仕様 分散補償器とは
 型番 CS-LDC-1600 CS-LDC-1800
 波長範囲 C-band, L-band, or カスタム
 分散チューニング範囲1 ±1,600 ps/nm ±1,800 ps/nm
 動作帯域幅 25 GHz 20 GHz
 位相リップル標準偏差 <0.12 rad
 挿入損失2  <3 dB
 挿入損失リップル <1 dB
 偏光依存性損失 <0.3 dB
 動作温度 0 ~ 65℃
 サイズ 184 x 66 x 33 mm(ファイバブーツを除く)
 チューニングコントロール キャラクタリゼーション ルックアップテーブル
 消費電力 0 W(定常状態ラッチ
 応答速度 <14 s max(全波長範囲 & 分散チューニング範囲)
<4 s(同じ波長での典型的な分散調整)
 メーカ TeraXion

(1) 仕様はカスタマイズできます
(2) コネクタとサーキュレータの損失を除く

■ 寸法図

 

 

 

■ 標準的特性